今回はTHE THOR（ザ・トール）のサイトマップの作成・設定方法をご説明します。
サイトマップには大きく2種類に分けられ、
サイト内に設置することで、検索ユーザーに対して
目的のページを見つけやすくするための『HTMLサイトマップ』と
検索エンジンのクローラーに対して
サイト内のページを伝える『XMLサイトマップ』があります。
この記事でのサイトマップは『HTMLサイトマップ』のことになります。
一般的にWordPressテーマでHTMLサイトマップを作成する場合、
『PS Auto Sitemap』などのプラグインを使用して作成しますが、
THE THOR（ザ・トール）は標準の機能でHTMLサイトマップを作成できるので、
プラグインの数を減らすことができます。
簡単に作成できますので是非最後まで読んでいただき、ご参考にしてください。
HTMLサイトマップとは？
HTMLとは『Hyper Text Markup Language』の略で、Webページを作成するための表示用言語です。
人間のために情報をわかりやすく表示するための言語といえます。
HTMLサイトマップとは検索ユーザー向けに設置するサイトマップのことで、
サイト内にどのようなページがあるのか？といった検索ユーザー対して、
サイト構造をわかりやすく伝えるためのものになります。
そしてサイトマップは間接的にSEOにも効果な対策であるとも言えます。
検索ユーザーに対するサイトマップは、
ページ数が多くなるに連れて必須とも言えるページのひとつです。
サイトがだんだんと大きくなるにつれて、当然記事数も多くなっていきます。
ユーザーが知りたい目的となるページやカテゴリーを探すだけで手間になってしまいます。
XMLサイトマップとは？
XMLは、『Extensible Markup Language』の略で、データ記述用の言語です。
XMLサイトマップは、
検索エンジンを巡回するクローラー（ロボット）向けに設置するサイトマップのことです。
検索エンジンを巡回するクローラーは、様々なWebサイトを巡回し、
多くの情報を集めて、Googleの検索エンジン結果にインデックス（表示）をしてくれます。
記事を公開したら、まずはクローラーに認識してもらう必要があります。
ご参考までに、WordPressでは『Google XML Sitemaps』などの
プラグインを利用することによって、自動生成・自動更新を行うことができ、
Google Search Consoleなどのツールに送ることが可能です。
THE THOR（ザ・トール）サイトマップ用の固定ページを作成〜STEP①〜
サイトマップ用の固定ページを作成します
WordPressの管理画面から
固定ページ ＞ 新規作成 に進みます。
各項目を入力します
- タイトルの入力 ⇒ タイトル名をサイトマップやsite mapにします。
- パーマリンクの設定
- サイトマップTPLを選択
- アイキャッチ画像の設定 ⇒『No Image』になってしまうので忘れずに設定しましょう。
設定が完了しましたら『公開』をクリックして終了です。
グローバルメニューの設定〜STEP②〜
グローバルメニューを設定します。
検索ユーザーに見てもらいやすいように、
サイトの上部にあるメニューにサイトマップの入り口を設置します。
外観 ＞ メニュー に進みます。
STEP1でサイトマップを作成するとメニュー項目を追加に表示されるようになります。
チェックを入れてメニューに追加をクリックすると右のメニュー構造に追加されます。
順番をお好みで設定してヘッダーエリアにチェックを入れてメニューに保存をクリックして終了です。
【参考】グローバルメニューに作成したい項目を追加する方法
外観 ＞ メニュー ＞ 新しいメニューを作成しましょう に進みます。
メニュー名を入力します。メニュー名はサイトマップやsite mapにします。
チェックを入れて、メニューを作成をクリックします。
画面が切り替わりメニューを保存をクリックして完了です。
この先は上記のサイトマップと同様の手順で設定できるようになります。
THE THOR（ザ・トール）でサイトマップを設定〜STEP➂〜
ここからは、サイトマップに投稿ページのサイトマップを表示させたり、
固定ページのサイトマップを非表示にするなど細かい設定になります。
外観 ＞ カスタマイズ ＞ 基本設定[THE] ＞自動生成サイトマップ に進みます。
固定ページ設定
お好みで選択していきます。
- サイトマップを表示するか選択 ⇒ サイトマップに固定ページを表示するか
- TOPページを表示する
- 除外ページIDを入力
- 出力する階層を選択
- 見出しを出力
投稿ページ設定
固定ページ設定と同様にお好みで選択していきます。
- サイトマップを表示するか選択 ⇒ サイトマップに投稿ページを表示するか
- カテゴリーと投稿の表示方法を選択
- 除外投稿のIDを入力
- 除外カテゴリーIDを入力
- 見出しを出力
※特定の固定ページ・投稿記事・カテゴリーを非表示にさせる場合、IDの入力が必要です。
・固定ページのIDの確認方法はWordPressの管理画面の
固定ページ ＞ 固定ページ一覧からIDを確認することができます。
・投稿記事のIDの確認方法は、
投稿 ＞ 投稿一覧 からIDを確認することができます。
IDが表示されていますので番号を入力します。
・カテゴリーIDの確認方法については、
投稿 ＞ カテゴリー からIDを確認することができます。
IDが表示されていますので番号を入力します。
最後に『公開』をクリックして完了です。
まとめ
WordPressテーマ『THE THOR』について、サイトマップの設定方法をご紹介しました。
THE THORのサイトマップの作り方は非常に簡単です。
標準機能でHTMLサイトマップを作成できるので、プラグインの数を減らせることもメリットです。
是非、設定してみて下さい。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
WordPressにはデザイン性の高い『テーマ』が数多くあります。 これらの『テーマ』をインストールすることで、 初心者の方でも簡単にデザイン性やカスタマイズ性に優れた おしゃれなWebサイトを作成することができます。 […]